『ライオンズクラブ』での講演

こんにちは。佐野です。

最近、土日は家のことで忙しく、中々練習に参加出来ていません。

でも、平日は『ブラインドボクシング』の広報活動の方で

走り回っています。

 

先日、ジム仲間のKさんの紹介で、『ライオンズクラブ』の例会で

話をさせて頂く機会がありました。

 

50名ほどの会で、主に社長業をやられている方々の集まりと聞いたので

果たして『ブラインドボクシング』の話が通じるのか不安でした。

また、講演料も出ないので資金稼ぎにもならず迷いましたが、

とにかく世間に知ってもらう事が大切と、快諾させていただきました。

 

始めは動画などで適当に話をと思っていましたが、

講演の日が近づくにつれ、Kさんから

「例会は『君が代』斉唱から始まる厳粛なものなので、

 それに合った形で!」

「前回の話が退屈で寝ている人が多かったので寝かさないように!」

「心を打つ話を!」

「単なる障碍者スポーツとしての話でなく、その背景をメインに!」

等々いろいろ注文が入り、簡単に済みそうにない気配になってきました。

 

僕の勝手な思い込みでは、『ライオンズクラブ』は社長業の人々の

交流会としか思っていなかったのですが、実は、『社会奉仕活動』を

目的に組織された世界的規模の団体だそうです。

 

そこで僕の持論の”心のバリア”、”選択肢のバリア”の解決こそが

真のバリアフリー!

そしてその一つとして『ブラインドボクシング』がある!

といった話をメインにさせていただきました。

 

その結果、非常に好評でした。

(熱が入って15分枠で25分間も話してしまったにもかかわらず)

 

さすがに社会課題の高い人達だけあります。

こういう広報活動でブラインドボクシングを広く知ってもらうことと共に

誰にとっても人生を楽しめる社会に繋がっていけばと思います。

 

P.S.

ちなみにKさんとは講演の後、ジムで会い、アテマス(軽いスパーリング)

の相手をしていただきました。

講演の報酬として多少は打たせてくれるかと思いきや、

いつもの通りボコボコにされました。まだまだ未熟です。